きのう、ワンダージュリアに、一人の
若者が、入社面接にいらっしゃいました。

僕とは、「格」の違う高学歴な方です。

僕はこの「かく」という字がわからなくて、調べなおして
「格」この字か!と、確認した程アホです。

この方、ジュリアの「特製履歴書」
http://www.juliagroup.com/recruit/index.htmlによると、

「商売をやった事があるが、うまく行かなくなり、閉めた。
ビジネスに夢があるが、実力がまだまだだからジュリアで勉強したい」
とあった。

面接は、かおりんが担当してくれるが
僕は、出会いにわくわくして、
ハワイからスカイプ(TV電話)で面接に参加。

話していくうちに、なんだか
履歴書と話の内容が違ってきた。

●前社を辞めたのは、社長が悪い
●法律を守らない人間は最低だ

●自分の商売は、変なお客に当たってやれなくなった。
  商売は、失敗しないよう、もっとよく考えてからスタートするべきだった。
  仕入先に、お金を払わず、自分は被害者だと言い張った。
  うまく行かなかった理由もやり方もよくわかっている。

僕は、
「失敗した事は悪い事じゃない。むしろいい事だ。
しかし、一度の失敗で、リスクも抱えられず、
被害者の振りをして、逃げ出すような姿勢で
事業をやるものじゃない、なめるな。」
また、
「自分はできる、あいつはダメだ。森の言った事はわかっている・・だ!?
だったら、うちに来なくていいだろ!ばかやろう!!
高学歴病にかかっている!夢があるんだろう!帰れ、以上だ!!」

初めて会う若者に、思わず大声を張り上げて
叱り付けてしまいました。
きのうのY君、ごめんなさい。

スタッフ達もビックリさせてごめんなさい。
ハワイにいるはずの森が、パソコンから大声!!(恥)
社長が・・・みっともないですね。

夢のあった若者が、家庭を持ち夢を捨てて、
ただ好きな事をやりながら給料がほしいだけの就職をする・・・
ただ守りだけの、サラリーマンのおっさんになっていく。

その切り替わりの最後の瞬間で、
彼は、初めて会うTVの向こうの日焼けオヤジに怒鳴られました。

僕が、電話を切った後、かおりんも、
僕が言わんとしている事がわかる2人のスタッフを呼び
「話してあげて・・」といい、席をたちました。

スタッフ2人が、「なぜジュリアへ入り、失敗から何を学んでいるのか
また、自分は、こんなに弱い、
でもここでは隠さない誰も責める人はいないから」と、
経験談や過去を話したようです。

彼は、涙しながら帰ったらしいです。

Y君、
君はとても、頭の回転が早く、勝手な論理もこしらえる。
夢も欲もある。マーケットを読む力もある。
本気で取り組めば、何でも実現できる。

でも、それは将来の話だと思う。

商売の世界は、君が考えているよりは大人で、誠実だ。
子供の君が、知ったようなことを言ってもすぐばれる。
今の君が、ジュリアに入ったら、心の病になっちゃうよ。

イチローが、日本中の視線のプレッシャーの中で
「僕だけ、キューバ(相手)のユニフォームを着ているんですから」
って、スパって責任を認めたでしょ。
ワンダージュリアは、みんな、あんな風にすぐ謝れる人たちだよ。
失敗は、みんなに報告して、
みんなは「よし、自分の出番だ!」と張り切る。
そして、相手の方を満足させるよう全力でリカバーする。

上司や社長に好かれるように動く人は、いないよ。

考えて考えて、理論を作って、動かない人はいない。
みんなよく動く、まず動く。うちのスタッフはもっとアホだ。

ねえ、こんな経験はないかな?

学生の頃、テスト当日、友達に、「テスト勉強やった?」と聞いてみる。
「う~ん、全然!」っていう友達の話に安心していると彼は「95点!」

「勉強?今回はめっちゃ、やったぞ!」という子が「30点」

アホの僕は、この現象に、
「頭の良い奴は、油断させるために、うそを言うんだ」
と思っていた(笑)アホや~

でも、大人になってからわかったの。
1日5時間勉強する学年3位の子は、
1日8時間勉強する子と比べて「う~ん全然」という。

日頃、ずーっと遊びっ放しの子は、
自分より更に成績の悪い子と比べて
「めっちゃ勉強した~」っていうんだ。

要は、基準をどこに持っていくか。
さあ、Y君、社会の中で、どこを基準にするかな?

僕は、本音をいうと、君に夢を失ってほしくない。
うわべを飾らず、素直に本気で挑戦してほしい。
でも、君が選ぶ事だ。
もう結婚して子供ができてから守りに入る。
それも、悪くないかもね。

Y君らしく、納得できる人生を作っていってください。